世界初となるUEFAチャンピオンズリーグのオフィシャルストアが30日、東京・渋谷にオープンした。オープニングイベントでは、セリエA(イタリア)のACミランで活躍したフランコ・バレージ氏、ダニエレ・マッサーロ氏、ジダ氏らが出席した。
「UEFAチャンピオンズリーグ オフィシャルストア」のオープニングイベントでは、ゲストらによるテープカットが行われた。写真左からポール・ハーディスティ氏(アディダス ジャパン代表取締役)、ギー・ローラン・エプスタイン氏(UEFAマーケティングディレクター)、ダニエレ・マッサーロ氏、フランコ・バレージ氏、ジダ氏、小倉純二氏(日本サッカー協会会長)、加茂建氏(加茂商事代表取締役) |
UEFAチャンピオンズリーグ(以下、CL)は、欧州のフットボールクラブチームのナンバー1を決定する大会として、日本でも高い人気を誇る。2011-2012シーズンの開幕を前に、UEFAがアディダス ジャパンと加茂商事のサポートの下、世界初のオフィシャルストアが渋谷にオープン。主要展示商品は、アパレル300アイテム、アクセサリー300アイテム、ボール16アイテムにおよぶ。
同ストアでは、CLのオフィシャルライセンス商品だけでなく、グループリーグ進出を果たした全32クラブのレプリカジャージーを展開していくという。
バレージ氏(写真左)が着ているのは、限定商品の「ACミラン スクデットTシャツ」。右胸にスクデットバッジが付き、背中には過去のスクデット獲得回数「18」がプリントされた。ジダ氏(同右)着用の「UCL ACミラン ウィナーTシャツ」には、ミランがヨーロッパを制覇した年が刻まれている |
また、オフィシャルストアだけの限定アイテムも登場。CLを象徴するスターボールをデザインしたTシャツやポロシャツ、CLの歴史に大きな足跡を残したレアル・マドリッドやACミランにちなんだ限定Tシャツも販売される。
オープン当日に行われたイベントでは、過去7回にわたるヨーロッパ制覇に貢献したACミランの"レジェンド"バレージ氏、マッサーロ氏、ジダ氏がゲストで登場。アディダス ジャパン代表取締役のポール・ハーディスティ氏、UEFAマーケティングディレクターのギー・ローラン・エプスタイン氏、日本サッカー協会の小倉純二会長らとともにテープカットを行った。
3人はそれぞれ同ストアの限定Tシャツを着用しており、トーク中にバレージ氏が立ち上がり、Tシャツの背中に刻まれた「18」(ミランのスクデット獲得回数)を披露する場面も。「ここでしか手に入らない商品だけに、友達からもおねだりされるのでは?」と質問されたジダ氏は、「きっと頼まれるでしょうね。ブラジルにいる家族にも、限定品のお土産を買ってあげようと思っています」と答えた。
マッサーロ氏は、「マーケティングの重要性からも、間違いのない商品を買える場所を、CL自体が展開していくのは非常に素晴らしいこと。本物のファンならここで買い求めてほしい」とコメント。バレージ氏は同ストアについて、「非常にエレガントなつくり。公式グッズの数々もそろえていますし、ぜひファンの方々に足を運んでほしいですね」と述べていた。
「UEFAチャンピオンズリーグ オフィシャルストア」は、東京・渋谷のサッカーショップ加茂渋谷店1階にオープン。営業時間は10:00~21:00。