イー・アクセスは8月30日、イー・モバイルの新製品としてAndroid 3.2搭載タブレット「GALAPAGOS(A01SH)」(シャープ製)を発売し、同日早朝に秋葉原のヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店で発売記念セレモニーを開催した。報道陣のほか、通勤途中の人々なども足を止め、セレモニーの様子に注目していた。
GALAPAGOS(A01SH)は、タブレット向けOSの最新版となるAndroid 3.2を搭載した国内初のタブレット。7インチ(1,024×600ドットWSVGA)の高精細液晶ディスプレイを搭載し、CPUにはデュアルコアのNVIDIA Tegra 2を採用している。通信方式はWi-Fi。
セレモニーには、イー・アクセスの代表取締役会長 千本倖生氏、同社代表取締役社長 エリック・ガン氏のほか、シャープの執行役員 通信システム事業本部長 大畠昌巳氏やヨドバシカメラ 取締役副社長 藤沢和則氏らが出席。
イー・アクセスの千本氏は挨拶で、「ケータイでNo.1のシャープと、ブロードバンドでNo.1のイー・アクセスが手を組んだGALAPAGOSの発売を待望していた」と喜びを表現。同社はこれまでも「100円PC」などの挑戦的な取り組みをしてきたが、ネットブックは起動が遅く、重量があって不完全だったと説明し、その点、GALAPAGOSは起動が早く、サイズもコンパクトで女性のハンドバッグにも入るサイズであり、片手でも使いやすいとアピール。また、電池の持ちが良いことも特長として挙げた。そして、「ここ、秋葉原を出発点として、日本全国にタブレットを広めていきたい」と述べた。
シャープの大畠氏は、GALAPAGOS(A01SH)のポイントとして、最新OSのAndroid 3.2、デュアルコアCPU、7インチの高精細液晶の3つを搭載していることを列挙。「すでに各方面から多くの好評をいただいている」と述べた。また、国内の端末としては初となるAndroid 3.2については、「最後の最後までチューンナップを行なってきた」として自信をアピールした。「シャープ、イー・アクセス、ヨドバシカメラという3社の強力タッグでGALAPAGOSを販売していきたい」と述べて大畠氏は挨拶を締めくくった。
セレモニーでは、出席者によるテープカットも行われた。また、ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店に引き続いて、ビックカメラ有楽町店でもGALAPAGOSの発売記念セレモニーが開催された。