ダイソンは29日、同社の新たな「Ball テクノロジー」を採用したサイクロン掃除機「DC36」を発表。開発者ジェームズ・ダイソン氏のプレゼンによる発表会を行った。
DC36は、これまでのラジアルルートサイクロンテクノロジーをより進化させ、空気の経路を再設計することで気流の効率を改善。これにより気流のエネルギーロスを低減し、花粉やカビを含む微細な粒子をより確実に分離することが可能になった。
また、モーターやフィルター、電気コードなどの主要部品をボール状の本体に全て格納するBallテクノロジーを採用し、自由自在な動きや狭い場所でも小回りのきく操作性を実現。バランスを追求した構造で低い位置に重心を置き、軽い力で安定した移動が可能となっている。
ヘッド部分は導電性のカーボンファイバーブラシ搭載で、床面との摩擦による静電気の発生を抑制。フローリングに残りやすいより細かなホコリを取り除くことができる。気流で回転するタービンヘッドタイプと、モーターで回転するモーターヘッドタイプがある。発売日は10月17日の予定。