ソニーは29日、ポータブルラジオ「SRF-18」を発表した。若年層をターゲットに、カジュアルなデザインに仕上げているのが特徴だ。価格はオープンで、推定市場価格は3,500円前後と予想される。発売は10月21日。

持ち運びが可能なサイズのラジオというと、通勤用のラジオのように色はシルバーで飾りっ気がなく……というように、よくいえば実用的、悪くいえば地味なデザインの製品が一般的だ。SRF-18は、そういったラジオのデザインに満足できない若年層をターゲットにした製品。カラーは、ホワイト/ピンク/ブラックの3色で、ホワイトはスクエアパターン、ピンクはサークルパターンのスピーカーグリルを採用している。

カジュアルなデザインを採用したラジオ「SRF-18」

受信可能なバンドはFM/AMで、FMはステレオ放送にも対応する。サイズ/重量はW155.4×D34.2×H80.3mm/約198gと小型・軽量ながら、スピーカーとアンプはステレオで、実用最大出力は80mW+80mWを誇る。3.5mmステレオミニジャックの外部入力端子も備えており、ウォークマンなどの外部スピーカーとしても利用可能だ。またヘッドホン端子とは別に、音声出力端子(ともに3.5mmステレオミニジャック)も装備。音声出力端子は、ラジオのボリュームとは関係なく常に一定のレベルで音声信号が出力されるので、録音を行う際などに便利だ。

電源は、単3形乾電池×2。アルカリ電池を使用した場合、FMラジオ受信時は約47時間、AMラジオ受信時は約52時間、外部入力の場合は約80時間の連続使用が可能だ。