女優の蒼井優が、10月15日公開の映画『たまたま』に主演することが25日、明らかになった。

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全シーンがアイルランドで撮影されたという同作は、CMディレクターの小松真弓が脚本・監督を務めるオリジナル作で、メッセージ性に富んだ。"たまたま、から生まれる"希望の物語だ。蒼井が出演したキリンビバレッジ「午後の紅茶」のCM撮影で監督を務めていた小松と蒼井が意気投合。2人はプライベートで親交を深めていくうちに「たまたま」というテーマに出会ったという。

小松監督は「私たちはたまたま出会ったけれど、たまたまで終わりたくない何かがあるみたいだ。一緒にいると、なんか面白いことが起きそうな予感が常にある。そして、新しいことに挑戦してみようとする勇気が湧いてくる。たまたまはつながっていって、様々なミラクルを起こしはじめるから」と話し、「たまたま」の素敵さ、素晴らしさを伝えたいと意気込んでいる。

舞台となるアイルランドについて蒼井は「雨が多くて撮影は大変でしたが、虹がよく出て、きれいなダブルレインボーもみました。すごく寒かったけど、町の人たちがみんなとても温かかったのがうれしかったです」とロケ撮影も充実したものだったようで、「小松さんならではの素敵なファンタジーになっていると思います」と作品についても自信を見せている。

映画『たまたま』は、10月15日よりシネクイント、梅田ガーデンシネマほかで公開。