パイオニアは25日、AVミニコンポ「X-SMC2」「X-SMC5」を発表した。発売は9月下旬。価格はオープンで、市場価格は、X-SMC2が3万円前後、X-SMC5が4万円前後と予想される。
X-SMC2、X-SMC5ともに、本体サイズがW520×D156×H218mmとスリムなワンボディタイプのAVコンポ。スロットインタイプの光学ドライブを備え、CD/DVDの再生に対応。HDMI端子を装備しており、液晶テレビなどとも接続できる。入力端子はステレオミニジャック×1に、iPod/iPhone専用端子×1のほか、USBポートも1基装備する。
両モデルともBluetoothに対応し、スマートフォンなどに保存されている音楽をワイヤレスで再生可能。対応しているプロファイルはA2DP。iPhone/iPod touch/iPad/Android端末で利用できる無料アプリ「Pioneer Air Jam」をダウンロードしておけば、複数の端末に保存されている楽曲からのプレイリスト再生や、関連項目のYouTobeでの検索といった機能を利用することができる。
X-SMC5はネットワーク対応モデルで、X-SMC2は非対応モデル。X-SMC5ではIEEE 802.11b/gの無線LANにも対応しており、「AirPlay」やDLNA 1.5、インターネットラジオが利用可能だ。AirPlayはiPhoneやiPod、PC内のiTunesライブラリにある音楽を無線LAN経由でストリーミング再生できるようにするもの。
アンプの実用最大出力は20W×2(8Ω、1kHz、JEITA)。スピーカーは直径77mmのパッシブラジエーターを使用した位相反転式で、ユニットは直径66mmのフルレンジ。ラジオチューナーは、FM放送用のもののみを搭載する。