パナソニックは25日、地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンテレビの3Dビエラから、プラズマモデル「TH-P55GT3」と「TH-P65VT3」の2製品を9月9日に発売すると発表した。いずれも価格はオープンで、推定市場価格はTH-P55GT3が35万円前後、TH-P65VT3が63万円前後。

TH-P55GT3

今回発表された2製品は、発光効率を高めるとともに予備放電レスでも発光可能な新開発の3D対応プラズマパネル、「ブラックパネルII」(55GT3)や「フル・ブラックパネルII」(65VT3)を搭載し、同一画面内で同時表示可能なネイティブコントラストで最大値500万対1を実現。また、「低反射ブラックフィルターII」(55GT3)や「低反射ディープブラックフィルターII」(65VT3)の採用によって外光の映り込みを抑え、引き締まった「黒」を表現するとのこと。

TH-P65VT3

機能面では多彩な録画機能を搭載し、SDカードメモリーやUSBハードディスクへの録画に対応。USBハードディスクに録画した番組は、LAN経由で同社のレコーダー「ディーガ」にダビングすることもできる。デジタルダブルチューナー搭載で裏番組録画も行え、見たいシーンからすぐ楽しめるオートチャプター機能も利用可能。ビエラ本体だけではなく、周辺機器も制御して節電を行う「エコナビ」も搭載されている。

TH-P55GT3のスタンド込みの外形寸法と質量は、132.4(W)cm×81.2(H)cm×38.7(D)cmの約39.0Kg、TH-P65VT3は157.2(W)cm×99.4(H)cm×40.0(D)cmの約63.0Kgとなっている。