日本興亜損害保険はこのほど、「Eco-Net約款」などを利用した東日本大震災の義援金寄付の取組みについて、2012年3月31日まで延長すると発表した。
同社は、5月1日から9月30日までの期間、顧客が自動車保険の契約時にインターネットで約款を確認する「Eco-Net約款」または「Web確認」を選択した場合、1件につき50円(同社負担)を東日本大震災の被災地へ寄付する取組みを実施。あわせて、自動車事故の修理の際に樹脂バンパーを交換ではなく補修した場合、あるいは修理の際にエコパーツ(リサイクル部品)を利用した場合にも、1件に付き50円(同社負担)を寄付する取組みを行っている。
今回同社は、これらの取組みについて、顧客からの支持や代理店からの期間延長に関する要望が多いことから、2012年3月31日まで延長することを決定したという。
同社はあわせて、上記取組みについて、6月末までの累計利用件数および寄付予定額を発表。それによると、自動車保険Eco-Net約款・Web確認の累計利用件数は22万90件、寄付予定額は1,100万4,500円、エコパーツ活用・樹脂バンパー補修の累計利用件数は1万679件、寄付予定額は53万3,950円、合計寄付予定額は1,153万8,450円となっている。なお、寄付先は決定後に改めて発表するとしている。