アウディ ジャパンは23日、フルモデルチェンジしたプレミアムアッパーミディアムクラスのセダン「Audi A6」を、全国のアウディ正規ディーラーにて発売した。価格は、V型6気筒 2.8L DOHC搭載の「A6 2.8 FSI quattro」が610万円、V型6気筒 スーパーチャージャー3.0L DOHC搭載の「A6 3.0 TFSI quattro」が835万円。
新型A6は、軽量化したボディや新世代クワトロシステムといった「イノベーティブな技術」、FSI / TFSIエンジンやスタート・ストップシステムの搭載による「環境性能とスポーティドライブ」、最高級レザーインテリア・MMI touch・プレミアムオーディオのBoseやBang&Olufsenなどによる「高い品質基準」を実現したという、プレミアムアッパーミディアムクラス。
モノコックボディは、アルミ素材20%以上を使用することで安全性と快適性を向上させ、アルミニウムとスチールのハイブリッド構造によって剛性も進化。駆動システムは、クラウンギア式センターディファレンシャルを採用した最新世代のクワトロ(フルタイム4WDシステム)を搭載している。
外装には、フロントのLEDポジショニングランプに加えて、LEDヘッドライトをオプション設定。リヤはディフューザーと台形デザインのLEDテールライトの採用によりスポーティ性が強調されている。
エンジンは2.8L V型6気筒ガソリン直噴(FSI)と、3L V型6気筒ガソリン直噴スーパーチャージャー(TFSI)の2種類を用意。いずれもスタート・ストップシステムを採用し、7速Sトロニックトランスミッションを搭載。また減速エネルギーを電気エネルギーへ変換してバッテリーに還流させるエネルギー回生システムを搭載し、徹底的に効率を高めることで、10・15モード燃費は2.8 FSI quattroが11.0km/L、3.0 TFSI quattroが10.2km/Lという低燃費と環境性能を実現している。