電子マネー「Edy」を運営するビットワレットは17日、「おサイフケータイ」に対応したAndroid搭載のスマートフォンで「Mobile Edy」の提供を開始し、同日からスマートフォンのEdyでインターネット決済の利用が可能になったと発表した。

「Mobile Edy」は、楽天市場などのインターネットショッピングをはじめとする約1万サイト以上で、日用品や食品、音楽、動画、電子書籍などのコンテンツを従来型の携帯から購入できるサービス。これまではインターネッ上でショッピングをする場合、従来型の携帯電話かFelicaポート/パソリを利用していたが、今回からスマートフォンのEdyでも決済が可能となった。

おサイフケータイ対応のAndroid搭載スマートフォンでの「Mobile Edy」利用イメージ

今後ますますスマートフォン市場が拡大すると言われている中、今回のサービスの提供により、「ユーザーにとってはインターネット上のショッピングの利便性がさらに向上する」(ビットワレット)。

ビットワレットは、「Mobile Edy」の利用件数が約2倍(2011年7月の昨年同月比)に増加していることから、今後ますますユーザーの利用頻度が向上することに期待しているという。

なお、同サービス開始を記念して、9月1日よりEdyのインターネット決済を対象としたキャンペーンを開催する。