1982年に公開されたSF映画『ブレードランナー』の続編を制作するプロジェクトが進行中だが、オリジナル版を監督したリドリー・スコットが再びメガホンを取ることが決定したとDeadline.comが伝えている。
『ブレードランナー』はフィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を原作として、ハリソン・フォード主演で映画化された作品。レプリカントと呼ばれる人造人間と、反乱を起こしたレプリカントを狩る人間との対立を軸に、近未来の世界を描く。その近未来描写は卓越しており、80年代を代表するカルトムービーとして現在に至るまで絶大な人気を誇る。
3月に映画制作会社のアルコン・エンタテインメントが『ブレードランナー』のフランチャイズ権利を獲得。同社は新たに制作する作品がリメイクであるのか、または続編もしくは前章となるかはまだ名言していないが、リドリー・スコットはプロデュース及び監督を務める同意書にサインしたという。脚本もまだ上がってはおらず、完成までには数年を要するとスコットはコメントしている。