モバイルリサーチを展開するネットエイジアは、『25歳以下における「結婚願望・将来の結婚相手選び」の意識調査』を実施し、結果を公表した。同調査は、国内に在住する12歳~25歳の未婚の男女1,212名を対象に、携帯電話によるインターネットリサーチで行われた。

調査結果によると、結婚したい年齢は平均で26.1歳(「特に年齢は決まっていない」と回答した20名を除く)。「結婚相手選びにおいて、重視するポイント」を複数回答にて聞いたところ、1位「性格」(男性84.4%、女性89.6%)、2位「優しさ」(男性79.5%、女性85.5%)、3位「愛情」(男性74.2%、女性80.7%)となり、男女ともに「性格」「優しさ」「愛情」が上位を占めた。男性では4位に「料理」(53.1%)がランクイン。女性では4位「頼りがい」(77.4%)、5位「包容力」(65.5%)、6位「収入」(59.0%)が5割を超える結果となった。

18歳から25歳の男女795名に、結婚についてどのように考えているかを聞いたところ、「世間一般的に、できちゃった婚(おめでた婚)はアリだと思う」では、37.2%が「そう思う」(「とてもそう思う」と「ややそう思う」の合計)、33.8%が「そう思わない」(「全くそう思わない」と「あまりそう思わない」の合計)と回答した。一方、「自分自身のできちゃった婚(おめでた婚)はアリだと思う」では、62.3%が「そう思わない」と回答した。また、「結婚しても、我慢できなければ離婚すればよいと思う」では、32.2%が「そう思う」と回答し、約3人に1人が「我慢できなければ離婚すればよい」と考えていることが窺える。

女性647名に対し、女性が結婚相手に求める条件として、「三高(高学歴、高収入、高身長)」と「三低(低姿勢、低依存、低リスク)のどちらがよいか聞いたところ、「女子中学生/女子高校生」では「三高派」(「三高」と「どちらかといえば三高」の合計)が76.8%、「女子大学生/その他女子学生」も「三高派」が64.1%となり、女子学生では「三低」よりも「三高」の方が魅力的に映っていることが分かった。

しかし、「社会人女性」になると「三高派」は52.8%、「三低派」(「三低」と「どちらかといえば三低」の合計)は47.2%と2つのタイプに差は縮まり、社会に出た女性からは「三高」よりも「三低」という声も半数近く見受けられた。