NTTドコモは17日、ドコモ スマートフォン「AQUOS PHONE SH-12C」の機能バージョンアップを提供すると発表した。8月25日の10時以降より、順次提供を開始する。
AQUOS PHONE SH-12Cは、800万画素カメラを2つ搭載し、3Dの写真や動画の撮影に対応したスマートフォン。ディスプレイサイズは4.2インチ(540×960 ドット)で、AQUOSシリーズで培った技術を応用したQHD液晶と高画質エンジンを搭載する。
今回提供される機能バージョンアップを導入することで、シャープの液晶テレビ「AQUOS」や「AQUOSブルーレイ」と連携できる「Smart Familink(スマートファミリンク)」に対応。AQUOSブルーレイで録画したテレビ番組をSH-12Cで視聴したり、今後発売されるSmart Familink対応のAQUOSで、SH-12CのAQUOSに静止画や動画を表示したり、音声着信やメール受信を確認したりすることができる。
このほか、カメラ機能も向上。リアルタイムに合成写真を撮影できる「モシモカメラ3D」、ゴルフのスイングチェックできる「ゴルフスイングビデオカメラ」といったアプリが追加されるほか、背景をぼかした写真を撮影できる「一眼レフ風カメラ撮影」、被写体が3D撮影に適した場合に通知する「3Dジャッジ!」、ペット(犬/猫)顔検出などの機能が利用できるようになる。このほか、スライドショーの表示効果も追加される。
カメラ機能以外では、ホームアプリ「ラウンドホーム」が追加されるほか、Flash Player 10.2の利用、GALAPAGOS App for Smartphoneアプリのサムネイルサイズ可変などに対応する。
機能バージョンアップの導入は、パソコンまたはWi-Fiを利用。パソコンを利用する場合は、同梱のmicroUSBケーブルでSH-12CとPCを接続し、PCにて更新ファイルをインストールする。Wi-Fiを利用する場合は、SH-12Cの通信をWi-Fiに設定し、更新ファイルをダウンロードする。Wi-Fi利用時は、約400MB以上の空き容量があるmicroSDカードを用意する必要がある。
なお、端末情報のビルド番号の項目が「01.00.04」の場合は、事前に7月21日より提供されているソフトウェア更新を実施する必要がある。ソフトウェア更新を更新すると、機能バージョンアップが導入可能になるほか、エリアメールの利用が可能になるほか、特定のアプリケーションでドロップダウンリストが正しく表示されない不具合が解消される。