フレンチ出身のシェフが出がける料理の数々
がぶ飲み系のワイン居酒屋がブームとなる中、ホルモン料理とワインを組み合わせたという濃ゆ~い店が登場した。東京・五反田「五反田ワイン酒場 マルミチェ」だ。フレンチ出身のシェフが市場直送の新鮮なホルモンをガツンとしたパンチもありながらおしゃれに仕上げたメニューがウリだ。
例えば「スーパーマルチョウ 赤ワインソース」(1,800円)は、長~い状態の牛の小腸を備長炭で豪快に焼き、お客の目の前でカット。味付けは特製の赤ワインソースで、これがワインと合わないわけがない!! 「牛ハラミ オニオンソース」(880円)は、大きな塊のまま牛ハラミを備長炭で焼くダイナミックな演出も楽しい。特製オニオンソースをかけ、熱い鉄板でジュージューという音とこうばしい香りが食欲をそそる。
「スーパーマルチョウ 赤ワインソース」(1,800円)。牛の小腸を長いまま備長炭で豪快に焼き、特製赤ワインソースと合わせたワインと相性抜群の一品 |
「牛ハラミ オニオンソース」(880円)。大きな塊のまま備長炭で焼くことで、絶妙な焼き加減に。アツアツの鉄板で提供 |
ワインは、フランス、イタリアをはじめ、スペイン、チリから日本まで各国のものを100種類以上揃える。そのうち8割は2,200~3,500円(フルボトル)とリーズナブルな値付けだ。白は辛口が中心で、全体的に飲みやすさを意識したセレクション。赤は低価格のものは飲みやすいもの中心に、3,200円以上は店の料理に合うようなコクがあってしっかりとした飲みごたえのあるタイプが揃う。ワインのメニュー表には、それぞれの味わいがグラフ表示されていて、ワインに詳しくなくても選ぶ楽しさがある。
ワインについて、「他のイタリアンやスペイン料理店に比べ、1,000円は安く飲める」と胸を張る。特に3,500円以上のものは、よりお得な値付けになっているそうだ。直輸入業者より仕入れているため、ワインショップなどでは見かけないようなお宝商品もあるというので、ぜひ見つけてもらいたい。では、いざ、がっつりホルモン料理とワインを楽しみに「マルミチェ」へ。