シャープは11日、電子ブックストアサービス「TSUTAYA GALAPAGOS」向けのメディアタブレット「GALAPAGOS」のOSをAndroid 2.3にアップデートするシステムソフトを提供を開始した。

GALAPAGOSは、5.5型カラーTFT(1,024×600ドット)搭載のモバイルタイプが2モデル(レッド/シルバー)、10.8型カラーTFT(1,366×800ドット)搭載のホームモデル(ブラック)の2機種。両機種ともに無線LAN対応(IEEE802.11b/g)、microSD/SDHCメモリーカードスロットを備える。バッテリ駆動時間は、モバイルモデルが約7時間、ホームモデルが約10.5時間。

GALAPAGOS。左から、5.5型モバイルモデルの「EB-W51GJ-R」(レッド)、「EB-W51GJ-S」(シルバー)、10.8型ホームモデルの「EB-WX1GJ-B」(ブラック)

今回提供されるシステムソフトは、7月25日に配信予定のもので、「諸般の事情により」(同社)提供が遅れていた。

システムソフトを導入することで、YouTubeや音楽再生などの標準搭載のGoogleアプリケーションやAndroid マーケットからダウンロードしたアプリケーションをGALAPAGOSで利用することができる。画面設定を切り替えれば、従来の電子ブックストアサービスを楽しむことも可能。液晶テレビAQUOSとの連携機能「AQUOSリモート」にも対応する。

なお、GALAPAGOSが非搭載となるカメラ、音声入力、GPS、Bluetooth関連のアプリケーション・機能は利用できない。また、専用アプリ「mixi for SH」「twit SH」、キーボードの手書き入力機能、省エネ動作モードなどGALAPAGOSの従来機能の一部が利用できなくなる。