フェンリルは9日、同社が提供しているファイル管理ソフト「FenrirFS」の次期バージョンとなるFenrirFS 2.0 RC版を同社Webサイトで公開した。

FenrirFSは、同社がフリーソフトとして公開しているファイル管理ソフトで、多彩なラベルを用いたファイル管理、高速なファイル検索や自動振り分け機能など様々な手法で散らかりがちなPCのファイルをクールなインタフェースで管理できる。

公開された「FenrirFS 2.0 RC」では新たに「自動同期プロファイルモード」が搭載されており、指定した同期先フォルダ内へのファイルの追加/変更/削除時に自動的にFenrirFSのプロファイルに反映される。従来はFenrirFSから手動で実ファイルやエイリアスを追加せざるを得なかったが、2.0RCではこの「自動同期プロファイルモード」を利用しておけば、フォルダ内での変更が瞬時にFenrirFSに反映されるようになる。

また、ファイルリストの表示にはワイドスクリーン表示やサムネイルによる表示なども加わり、視認性が向上。ファイルを選択したままスペースキーを押すことでプレビューウィンドウで表示できる仕組みも備わるなど、使い勝手の向上を図る機能が搭載されている。

狼のロゴメニューから「新しいプロファイルの作成」を選択

同期フォルダを選択すると自動同期プロファイルモードが適用される