富士火災海上保険はこのほど、アメリカン・インターナショナル・グループ・インク(AIG)およびチャーティスによる同社の100%グループ会社化の手続きがすべて完了したと発表した。

富士火災海上保険は今回の完全子会社化にあたり、「今後も顧客・営業基盤およびブランドを維持しつつ、チャーティス・グループの一員として、同グループのグローバルな経営資源およびそのブランド力、信用力、資本力を活用して競争力の強化を図ることで、高度化・多様化する顧客のニーズに対応させた高品質の商品やサービスを提供していく」としている。

また、同社は6月の創立記念日に新しいコーポレートビジョンを策定。今後は新たな決意のもと、創立100周年に向けて、顧客から信頼され、常に成長し続ける活力ある保険会社を目指していくとのこと。