俳優の渡部秀、女優の酒井美紀らが6日、東京・丸の内東映で行われた映画『仮面ライダーオーズWONDERFUL 将軍と21のコアメダル』と『海賊戦隊ゴーカイジャーTHE MOVIE 空飛ぶ幽霊船』の初日舞台あいさつに出席した。

左から、君嶋麻耶、岩永洋昭、高田里穂、三浦涼介、ゴーカイジャー、渡部秀、酒井美紀、荻野可鈴、柴崎貴行監督 拡大画像を見る

今年は、仮面ライダーが生誕40周年、スーパー戦隊シリーズが35作目というメモリアルイアー。今夏の劇場版『仮面ライダーオーズ』では、世界が刻一刻と終末に向かっていく危機の中"コアメダル"誕生の秘密が解き明かされ、劇場版『海賊戦隊ゴーカイジャー』では、お宝探しの舞台が伝説の幽霊船となり、敵を相手に仲間との絆の物語が展開される。

舞台あいさつには、仮面ライダーオーズの渡部秀(仮面ライダーオーズ/火野映司役)、三浦涼介(アンク/泉信吾役)、高田里穂(泉比奈役)、君嶋麻耶(後藤慎太郎役)、岩永洋昭(伊達明役)、酒井美紀(ガラ役)、荻野可鈴(ベル役)、柴崎貴行監督が出席。柴崎監督は「今回は、松平健さんら豪華ゲストを交えたことによって、観たことのない人も楽しめる」と作品をPRした。

劇中では、松平健が徳川吉宗役でオーズと共闘するが、渡部は「おばあちゃんが"暴れん坊将軍"が好きなので、マツケンさんと共演できてうれしい。最初は、どういう風に仮面ライダーと暴れん坊将軍が融合するの? って思ってましたが、脚本を見て、その世界観にワクワクしました」と話し、三浦も「『マツケンサンバ』が大好きだったんです。やさしい、大きな人でした」と、大御所との共演に感激した様子だった。主題歌の「手をつなごう~マツケン×仮面ライダーサンバ~」は、渡部と三浦も歌ったそうで、客席から「歌ってー!」とリクエストされると、即興で高田も交えて3人で熱唱し、会場を盛り上げた。

1歳4カ月の男の子がいる酒井は「この映画がDVDになったら私の一生の宝物です。仮面ライダーシリーズはずっと続いていると思うので、子供がもうちょっと大きくなったら一緒に観たい」と母親の顔をのぞかせ、初めての映画撮影だったという荻野は「本当に緊張してて……カミカミでスタートしちゃいました。でも、すっごいすっごい頑張りました!」とアピールすると、柴崎監督が「ベルちゃんがいる日は、男性スタッフのテンションが高くて……。ベルちゃんが帰ると静かーになっちゃうんです」と、スタッフのアイドル的存在だったというエピソードを明かしていた。

映画『仮面ライダーオーズWONDERFUL将軍と21のコアメダル』と『海賊戦隊ゴーカイジャーTHE MOVIE 空飛ぶ幽霊船』は、2D・3D同時公開中。