UQコミュニケーションズは5日、同社が提供する通信サービス「UQ WiMAX」の7月度の純増数が7万400件となり、累計契約数が110万700件に達したと発表した。
UQ WiMAXサービスは下り最大40Mbps/上り最大10Mbpsのモバイル通信サービスで、月額3,880円の定額プラン「UQ Flat 年間パスポート」などを提供している。2009年2月より、モニターユーザー5,000名にUQ WiMAXサービスを提供開始し、2009年7月の有料サービスをスタート。2011年6月に累計契約数が100万件を突破していた。
7月度の純増数が7万400件で、前年同月比162%となった好調の理由として同社は、NECアクセステクニカ製「Aterm WM3500R」、シンセイコーポレーション製「URoad-8000」などのWi-Fiルーター「WiMAX Speed Wi-Fi」が好評だったことを挙げ、新規契約者の約6割がWi-Fiルーターを購入していたことを紹介。また、料金プランでは月額3,880円で使い放題の定額プラン「UQ Flat 年間パスポート」の人気が高いことも理由として挙げ、新規契約者の約7割が同プランの契約だったことも紹介した。
利用可能エリアも拡大しており、2011年7月31日現在で、UQ WiMAXが利用できる市区町村数は全国616市区町村、基地局数は15,344局に到達。実人口カバー率は全国で72%、全国政令指定都市で95%、東名阪主要都市で99%となっている。
また、同社は7月6日に世界初となるWiMAX 2のフィールドテストを実施し、バスで移動しながら下り100Mbps以上のスループットを達成したことなどを報告した。