ASUSTeK Computerは5日、10.1型のAndroid端末「Eee Pad Transformer TF101」において、タブレット単体モデルのラインナップ追加を行うと発表した。8月中旬より発売を開始し、価格は39,800円。一方、キーボード付きドックユニットの単体販売も行い、こちらは9月中旬の発売で、価格は24,800円。
Eee Pad Transformer TF101は、付属のキーボードを着脱することで、ノートPC形状での利用もできるユニークな仕様が注目されたタブレット端末。今回、シンプルなタブレット部分のみを、より手軽に入手できるようにと、ラインナップの選択肢を増やした。
主な仕様は、OSがAndroid 3.1、プロセッサ(SoC)がNVIDIA Tegra 2、メインメモリ容量が1GB、ディスプレイが10.1型WXGA(1,280×800ドット)タッチスクリーンIPS液晶(LEDバックライト)、ストレージが約32GBのeMMC。主なインタフェースはmini HDMI×1、Micro SDカードリーダ、Webカメラ(正面120万画素/背面500万画素)。キーボード付きドック側にUSB 2.0×2、SDカードリーダを備えている。
本体サイズ/重量は、タブレット単体ではW271×D177×H12mm/約680g、タブレットとキーボードのドッキング時でW271×D185×H28mm/約1.3kg。バッテリ駆動時間は、タブレット単体だと約9.5時間、タブレットとキーボードのドッキング時には約16時間まで延長できる。
■参考記事
・ASUS、Androidタブ「Eee Pad Transformer TF101」の3.1アップデートを開始
http://android.journal.mycom.co.jp/articles/2011/07/25/001/
・ASUS、キーボード装着でノート形状にできるAndroid 3.0搭載10.1型タブレット
http://android.journal.mycom.co.jp/news/2011/05/23/070/