アクサ生命保険は5日、今年6月から7月にかけて実施した「ブレックファストチャリティ」について、同チャリティによる収益金に会社から同額の寄付金を加算した計79万3,874円を、ろう学校「明晴学園」(東京都品川区)に寄付したと発表した。
「ブレックファストチャリティ」は、クロワッサンとカフェオレの朝食を1セット500円で社員にチャリティ販売し、仕入れ値を差し引いた額を支援先に寄付するというもの。2008年以来毎年開催している。
今年はアクサ生命本社と全国約50カ所の営業店で開催、1,500人以上の社員が参加したという。「単にお金を寄付するだけではなく、社員が自ら参加して時間を寄付することで地域社会に貢献する」というAXAグループの社会貢献活動の基本理念に基づき、役員や管理職が朝食の給仕を行い、社員へ協力を呼びかけた。
「明晴学園」は、日本で初めて「日本手話」と「日本語」によるバイリンガル教育を導入したろう学校。このチャリティは、アクサ生命で活躍するろうの社員のひとりから、同学園に関する情報提供を受けたことから2008年に開始。アクサ生命は、「この寄付金が、明晴学園のより豊かな教育環境作りに役立てられることを願っている」としている。