日本コカ・コーラは2日、最大112種類のドリンクを提供する次世代型ファウンテンディスペンサー「コカ・コーラ フリースタイル」を羽田空港内に設置し、稼動開始した。場所は、同空港内のレストラン「エアポート・ダイナー」(第2旅客ターミナルB1階)。
同マシンは、濃縮されたシロップの原液をその場で飲料水や炭酸水で希釈して販売するタイプ。「コカ・コーラ」「アクエリアス」「ファンタ」「スプライト」など14種類のベースドリンクと、「レモン」「ピーチ」「フルーツパンチ」「バニラ」など10種類のフレーバーを用意し、各ベースドリンクに最大8種類のフレーバーを組み合わせて、好みのドリンクをつくることができる。組み合わせにより、最大112種類(既存機の約20倍相当)のドリンクが提供可能という。
また、ベースドリンクには日本未発売となる「DASANI」「DASANI スパークリング」「Hi-Cゼロ」「ファンタ ゼロ」「スプライト ゼロ」が含まれているのも特徴。
操作方法は、抽出口の下に紙コップをセットし、氷レバーを押して氷を入れた後、タッチスクリーンで好みのベースドリンクとフレーバーを選択するだけ。価格は飲み放題で250円。
同社によると、同機は2009~10年に米国市場においてテスト導入され、米国内では現在1,500台以上が設置されているという。日本へ導入されるのは今回が初めて。今後は、飲食店や映画館などを中心に年内に10~30台の設置を目指すとしている。