LGエレクトロニクス・ジャパンは4日、超解像技術を搭載したフルHD対応のワイド液晶ディスプレイを2モデル発表した。8月中旬より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は21.5型の「E2251VR-BN」が16,000円前後、23型の「E2351VR-BN」が18,000円前後。
超解像技術では、合わせてシュートコントロール技術も搭載。解像度が補正されすぎたときに発生する白浮きを抑制し、自然で上品な解像感を実現するという。また、バックライトの光を抑えて入力信号を増幅し、さらに液晶パネルの開口率を高める「SUPER Energy Saving」機能により、低消費電力を実現。従来モデルの「W2340V」と比較して、年間電気代が約3,016円から約1,705円、年間の二酸化炭素(CO2)排出量が約45kgから約25kgへと低減している。
主な仕様はほぼ共通で、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD対応)、光源がLEDバックライト、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(DFC有効時は5,000,000:1)、視野角が水平170度/垂直160度、応答速度(GTG)が5ms。
映像入力インタフェースは、DVI-D(HDCP対応)、HDMI、D-Sub。スタンドでは上15度/下5度のチルトが可能。
本体サイズ/重量は、21.5型のE2251VR-BNがW517.5×D186.4×H395.9mm/2.5kg、23型ワイドのE2351VR-BNがW549.2×D186.4×H413.8mm/2.7kg。