カシオ計算機は4日、計算結果の比較や検算に便利なツイン液晶を搭載した電卓を3モデル、8月26日より発売すると発表した。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、ミニジャストタイプの「MV-220W」が1,500円前後、ジャストタイプの「JV-220W」が2,500円前後、デスクタイプの「DV-220W」が3,000円前後。
メインとサブという2つの液晶画面を搭載。それぞれの画面で異なる計算と答え(計算結果)を表示できるため、結果の比較や検算を簡単に行える。メインとサブの画面で相互の数値コピーも可能で、計算結果を一時的に保存しておきたい場合や、一度計算した数値を使って次の計算をする場合などに便利としている。
また、メイン画面で税込み価格や税抜き価格を表示し、サブ画面で税額を表示することも可能。独立した「億」や「万」のキーを装備し、桁数が多い数値を容易に入力できるほか、サブ画面の「億」や「万」の単位表示によって桁数も確認しやすい。
電源は内蔵の太陽電池とアルカリボタン電池(LR44×1個)のツーウェイパワーで、計算中に太陽光が遮られても計算内容が保護される。そのほか、前のキーを離す途中で次のキーを押し始めても入力できる「キーロールオーバー」機能なども搭載。優れた操作性と信頼性で、家庭からオフィスまで幅広いシーンで活躍するとしている。
新モデルは「MV-220W」「JV-220W」「DV-220W」で、計算機能や浮動小数点方式が異なる。MV-220Wは浮動小数点方式が上位桁優先で、本体サイズ/重量はW111×D146×H31.5mm/約160g。JV-220Wの浮動小数点方式は上位優先か指定(切捨て/四捨五入/小数第2位)、計算機能は切捨て/四捨五入/アドモード計算、本体サイズ/重量はW107×D180.5×H26.5mm/約195g。DV-220Wの浮動小数点方式は上位優先か指定(切捨て/切上げ/四捨五入/小数第2位)、本体サイズ/重量はW135.5×D187×H35.4mm/約255g。