女優の武井咲が、映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』日本語吹き替え版の声優を務めることになり、3日、都内でアフレコ収録に臨んだ。

映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』日本語吹き替えのアフレコ収録に臨んだ武井咲 拡大画像を見る

同作は、2001年に第1弾が公開されたカーアクション映画シリーズの第5弾。シリーズ最高額となる180億円の製作費がかけられ、シリーズでおなじみのストリートレースやパトカーとのカーチェイスをはじめ、CGを頼らずにド派手なアクションが見ものとなっている。今回は舞台をアメリカからブラジルのリオ・デ・ジャネイロに移し、主人公のドミニク(ヴィン・ディーゼル)とブライアン(ポール・ウォーカー)が、自由を得るために最後の"大仕事"に挑む。

ドミニクとブライアンを追うFBI捜査官・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)の助手を務める新米警察官・エレナ(エルサ・パタキー)を演じる武井は「エレナは気が強くて責任感ある女性なので、アフレコでは声が弱弱しくならないように心がけました」と初アフレコの感想を。アフレコでは、犯人の目の前で「警察よ! 腹ばいになりなさい!」と勢いあるセリフ回しを披露したが、「もともと声が高いほうなので、低くしようとしました。全編通してつながるようにと気をつけました」と苦労も語った。一方、アクション映画には興味があるといい「映画のメンバーの中に入ったら、迫力で負けてしまいそうですが(笑)、アクション映画には出演してみたいですね」と意欲を見せた。

また、同作に多数出演するワイルドな男性については「好きですね。引っ張ってくれる人がタイプなんです。"ついていくしかない!"という感じで外見はワイルドで、心は優しいという人がすごく好きです」と願望を語っていた。

映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』は10月1日より全国公開。これに先立ち、9月23日、24日、25日に先行上映されることも決定している。