歌手の和田アキ子が、COPD(慢性閉塞性肺疾患)の早期発見・治療をPRする「COPD広報大使」に就任し、1日、都内で行われたイベントに出席した。
「COPD広報大使」に就任した和田アキ子 拡大画像を見る |
長年の喫煙習慣が原因で発症し、呼吸機能が低下する肺の病気"COPD"(慢性閉塞性肺疾患)。製薬会社の日本ベーリンガーインゲルハイムとファイザーでは、COPDの早期発見、早期治療の推進を喚起するCMを8月13日~26日に全国で放送。そのCMキャラクターに、禁煙して今年で3年目を迎える和田アキ子を起用した。
和田は「自分も吸っていたので、止めようと思いながらタバコを吸っている方の気持ちはわかります」としながら、「私は2008年にCOPDの検査をして早期に発見できました。お陰で息切れしないで歌えます。治る病気ですから早期発見して検査を受けて下さい! せめて未成年者、女性だけでも少なくして欲しいですね」と切実に訴えた。
何度も禁煙を試みては失敗した和田だが、3年前にアメリカ・アポロシアターで行った公演の時期から禁煙生活が続いているという。「皆さんに協力していただいて止められた。吸いたいと思っても、汚い肺を見ると吸う勇気がありません」と意志は固い様子。そんな和田に報道陣から「誰に禁煙して欲しい?」と質問されると、「(明石家)さんまに止めさせたいですね~。でもさんまは言うこと聞かないから」と話し、45歳年下の一般女性と再婚した加藤茶について「"ちょっとだけよ"じゃないでしょ、45歳も違うんだから。記事を読んで笑っちゃいました。財産目当てだったりして(笑)」と話して笑わせていた。