7月29日から30日にかけて新潟県と福島県を襲った豪雨は、鉄道にも大きな影響を与えた。JR東日本新潟支社管内の上越線、磐越西線、飯山線、只見線の一部区間で、現在も運休が続いている。
8月1日現在、同支社管内で運転を見合わせている区間は、上越線の越後湯沢~長岡間、磐越西線の喜多方~馬下(まおろし)間、飯山線の森宮野原~越後川口間、只見線の会津坂下(あいづばんげ)~小出間。各区間とも、現段階ではバスなどによる代行輸送は行われていない。
只見線に関しては、只見川にかかる鉄橋が流され、線路脇の地盤が削られるなどの被害も報じられている。JR東日本によれば、「鉄道施設に被害のある磐越西線、飯山線、上越線、只見線の各線区の一部区間は復旧に時間を要することが見込まれます」とのこと。今後の運行情報については、同社サイト内の「列車運行情報サービス」にて更新される予定。