タレントの石田純一と椿姫彩菜が28日、東京・銀座のバー「ICEBAR TOKYO」で行われた映画『モールス』のトークショーイベントに出席した。

映画『モールス』のトークショーイベントに出席した石田純一(左)と椿姫彩菜 拡大画像を見る

同作は、『クローバーフィールド/HAKAISHA』(2008年)のマット・リーヴス監督が、『キック・アス』に主演したクロエ・グレース・モレッツをヒロインに迎え製作されたスリラー。学校でイジメられ孤独な少年・オーウェンと、隣に引っ越してきた自分の誕生日も知らない謎めいた少女・アビーが、モールス信号を使って絆を深める中、町では連続猟奇殺人事件が発生。オーウェンの身にも次から次へと恐怖が襲いかかる。

雪に閉ざされた田舎町が舞台の映画設定に合わせて、この日は1年中北極圏にいる気分を楽しめる氷に囲まれたバー「ICEBAR TOKYO」に2人が登場。室温がマイナス5℃の中、白のワンピースに裸足姿の椿姫は「切ないけどピュアで感動しました。全部のシーンが切なすぎて……。キレイだけど残酷というところがこの映画の凄いところだと思います」と感想を。石田も「残酷だけど、詩的で美しいんです。メンヘルというよりはリアルな怖さがある。少年が成長していく過程で女性、恋、世の中を知っていくことは喜ばしいことだけじゃなくて残酷でゾッとするところもあるんです」と語った。

会場内は凍えるような寒さ

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また、ヒロインのクロエについて、石田は「もう、世界を代表する女優さんですよね。14歳なのいセクシーなところをすでに持っている。いけないいけないと思いつつ、つい感情移入しちゃいそうになりました(笑)」と絶賛。椿姫も「色気が出てきましたよね。でも、映画で見せた流し目とか仕草が演技だと思うと怖いですね」と演技力に感心していた。

映画『モールス』は、8月5日よりTOHOシネマズ六本木ほかで全国公開。