ハーマンインターナショナルは27日、同社の「JBL」ブランドより、iPhoneに正式対応した一体型オーディオユニット「JBL MX150」を8月上旬に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は9万円前後。
同製品は、「JBL MX100」の後継機種となる一体型オーディオユニット。新たにiPhoneのドック接続(iPhone 3G / 3GS / 4)に正式対応し、同じドックでiPodの接続(第5世代iPod / iPod classic / 第2世代以降iPod nano)も可能。また、CDプレーヤーとFMラジオを内蔵し、外部入力用としてステレオミニ端子やRCAピンステレオ端子、S/PDIF丸形端子(光デジタル)を装備する。
iPhoneやiPodは、ドックオンするだけで再生が行え、同時充電や付属リモコンによる基本メニュー操作も可能となっている。CDプレーヤーはスロットローディング方式を採用し、音楽CDの他にMP3やWMAのデータCDにも対応。FMチューナーは受信周波数が76MHz~90MHzとなっており、6局までのプリセットが行える。
30W×3の大出力再生が行えるCLASS Dアンプを内蔵し、大音量時はもちろん、小音量でも臨場感のある再生が楽しめる。スピーカーは、19mmチタンラミネートツイーターと125mmパルプコーンウーファーによる2wayシステムを搭載。サブウーファー出力やヘッドホン出力も装備されいる。
そのほか、さまざまなデジタルソースをよりナチュラルできめ細やかなサウンドに仕上げるデジタル・シグナル・プロセッサーを導入。好きな音源をアラームとして使用できるアラームクロックや、音楽を再生したまま眠りにつけるスリープ機能も利用できる。
本体サイズは488(W)mm×252(H)mm×194(D)mmで、ドック装着時の横幅は585mm。重要は7kg。電源は付属ACアダプターを利用する。