北海道銀行は25日、同行ホームページ上でインターネットバンキングの不正利用に注意するよう呼びかけた。また、足利銀行でも、同様の呼びかけを行っている。
北海道銀行によると、最近、スパイウェアや不審なメールにより、顧客のパスワードなどが盗まれ、身に覚えのない振込がなされてしまうという事件が発生している。
同行では、インターネットバンキング「個人向け」およびビジネスWEB「法人向け」を利用の顧客について、被害に遭わないために、以下の点について確認を呼びかけている。
利用のパソコンにはセキュリティ対策ソフトを導入し、正常に稼動していることを確認。また、導入されているセキュリティ対策ソフトが最新のウィルスパターンファイルとなっていることを確認。もし、セキュリティソフトを導入していない、または最新のパターンファイルで使用していない場合は、速やかにパスワードなどを変更する
パスワードを入力する際はソフトウェアキーボードを利用。ソフトウェアキーボードはキーボード操作の利用履歴が残らないため、入力情報を記録して盗用するスパイウェアなどの不正なプログラムに対し、通常のキーボード入力よりも安全なため、ぜひ利用を
心あたりの無い電子メールの添付ファイルは絶対に開かない。また、電子メールに記載されているURLはクリックしない
類推されやすいパスワードは避けるとともに、定期的に変更
また、足利銀行でも、以下の点について呼びかけている。
インターネットバンキングを利用する際は、ネットカフェなど不特定多数の方が利用できる環境からの利用は、できるだけ控える。パスワードなどが盗用され被害を被る場合がある
登録しているメールアドレスには、インターネットバンキングからの重要なお知らせが届きため、必ず毎日確認する
ログイン時には、過去のログインや取引の履歴を確認する
振込み・振替え利用限度額は、操作日あたりの支払限度額をパソコンとケータイそれぞれに設定することが可能。設定額はインターネットバンキング振込画面(STEP2)で確認することができる。利用状況に合わせ設定する