米Microsoftが開発していた次期Windows Phone「Mango」(コードネーム)が7月26日 (現地時間)にRTM (Release to Manufacturing)に達した。今後はRTM版を受け取ったハードウエア・パートナーや通信キャリア・パートナーが、それぞれの端末やサービスにMangoを最適化させる。開発過程を終了させたWindows Phoneチームは、アップデートプロセスへの準備に取りかかるという。
Mangoは、ハードウエアアクセラレーションをサポートするモバイル版のInternet Explorer 9を搭載、効率的に動作するマルチタスク機能を備える。ピープルハブを用いた人中心の効率的なコミュニケーション、端末の各種センサーの活用、検索サービスBingとの連係強化など、新機能は500以上。また約1500のAPI追加やMarketplaceの拡大など、開発者サポートも拡充されている。
Mangoを搭載したスマートフォンは今年秋に登場する予定で、富士通、Acer、HTC、LG、Nokia、Samusung、ZTEなどがハードウエアパートナーとなっている。