女優の武井咲が、人気漫画の実写映画『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』にヒロインの神谷薫役で出演することが25日、明らかになった。
映画『るろうに剣心』の神谷薫役に抜てきされた武井咲 拡大画像を見る |
同作は、1994年から1999年まで漫画誌『週刊少年ジャンプ』に連載され、累計5,000万部を超えた和月伸宏の人気コミックを実写映画化した作品。幕末を舞台に、「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客・緋村剣心(ひむら けんしん)が、全国を放浪中に宿敵たちと戦いながら、生き方を模索していく。武井が演じる神谷薫は、若いながらも剣術道場主として指導にあたる女剣士で、佐藤健が演じる主人公の剣心と出会い恋心を寄せていくという役どころだ。
劇中では殺陣のシーンにも挑戦する武井は「多くの方からすごく愛されている原作コミックの実写化ということで、すごく嬉しく、楽しみな気持ちと同時に今から大変緊張しています。撮影に向けて、殺陣の稽古や所作などいろいろ覚えることも多く、そういった一つ一つの動作に気が引き締まる思いです」とコメント。「この映画に携わるスタッフ・共演者の皆さんとのチームワークで、皆さんに喜んで頂けるような作品に出来るよう、私も精一杯力を尽くしこの撮影に挑みたいと思っています。公開楽しみに待っていて下さい」と意気込んでいる。
大友啓史監督は起用理由について「薫は若いながらも、道場主として父の教えや誇りを守り、流儀を継承していかねばならない立場。それを糧にして成長していくという薫のキャラクターの背景が、今現在の武井さんの姿と重なった。佐藤君が演じる剣心に、武井さんが持つ凛とした雰囲気がよく似合う。17歳という設定も合わせて、薫役は彼女以外考えられなかった」と話しており、期待を寄せている。
映画『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』は、2012年の夏に公開予定。