アップルは22日付けで、2011年5月から7月の間に販売された21.5インチ/27インチのiMacにおいて、Seagate製1TB HDDの一部が一定の条件下で故障することが判明したとして、無料交換プログラムを開始した。製品がこのプログラムの対象となるかどうかは、同プログラムのWebサイトでシリアル番号を入力することで確認できる。

iMac

同社では、製品の登録を行っているユーザーへの電子メールによる連絡も開始している。iMacが同プログラムの対象となる場合は、Apple Store直営店、Appleの正規サービスプロバイダ、Appleテクニカルサポートなどに連絡し、ドライブを早急に交換することが推奨されている。Macを修理に出す場合は、必ずデータをバックアップしておくこと。また、ドライブ交換後にOSやその他のアプリケーションなどを再インストールするには、Macに同梱されていたオリジナルのOSインストールディスクが必要となる。

アップルは2012年7月23日までこの問題の対象となるHDDを無料で交換するとしており、必要な場合はプログラムを延長するとしている。