日本ヒューレット・パッカードは25日、同社のフラグシップデスクトップPC「HP Pavilion Desktop PC h8シリーズ」のカスタマイズオプションとしてハイエンドグラフィックスボード「NVIDIA GeForce GTX 580」を追加したことを発表した。同社によれば、ミニタワー筐体でGTX 580を搭載した製品はこれが初となる。あわせて、同グラフィックスを搭載したMMORPG「TERA」の推奨認定モデルの販売も開始する。
GeForce GTX 580はDirectX 11に対応し、既存のGTX 460の約2倍、GT 420の約10倍のパフォーマンスを持つとされるハイエンドグラフィックス。同社の個人向けデスクトップPCの最上位機種である「h8シリーズ」とGTX 580の組み合わせにより、さらに快適になめらかな映像の再現が行えるとしている。
GTX 580を搭載した場合の最小構成価格は、AMD Phenom II X6 1065T(2.9GHz)搭載の「h8-1060jp/CT」で123,480円、Intel Core i5-2400(3.10GHz)搭載の「h8-1080jp/CT」で136,500円、Intel Core i7-960(3.20GHz)搭載の「h8-1090jp/CT」で133,980円となる。
「TERA」推奨認定モデル
そしてGTX 580を搭載して登場するのが、NHN Japanが運営するMMORPG「TERA」の推奨認定モデルである「HP Pavilion Desktop PC h8-1080jp/CT TERA推奨認定モデル」。推奨構成時の価格は139,860円。
推奨構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-2600(3.40GHz)、チップセットがIntel H67 Express、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 580(1.5GB)、メモリがPC3-10600 8GB(4GB×2、最大16GB)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 7 Home Premium 64bit版。