NTTドコモは、OSにWindows 7を採用したPCとしても利用できる携帯電話の新製品「Windows 7ケータイ F-07C」を7月23日より発売すると発表した。21日より発売日前日まで全国のドコモショップで事前予約を受け付ける。
F-07Cは、約125×61×19.8(最厚部 約19.8)mm・約218gのボディに、スライド式のフルキーボードを搭載した携帯電話。Symbian OSを搭載した「ケータイモード」と、Windows 7 Home Premiumを採用した「Windows 7モード」の2つのモードを1ボタンで切り替えながら利用できる。ディスプレイは約4.0インチ ワイドSVGA(600×1,024ドット)。本体カラーはNavy Black。
機能面では、Microsoft Office Personal 2010(2年間ライセンス版)が利用可能なほか、おサイフケータイ、iモード、iモードメール、iコンシェルなどにも対応。おまかせロックやケータイお探しサービスなどのセキュリティ関連機能も利用できる。このほか、別売のUSB、HDMI接続に対応したクレードルを使用して他の周辺機器と連携させることも可能。液晶テレビと接続してWebページや写真を大画面で閲覧したり、キーボードやマウスを接続してF-07Cを操作することもできる。
なお、Windows 7モードでデータ通信を利用する際は、mopera Uなどのプロバイダとの契約が別途必要。パケ・ホーダイ、パケ・ホーダイフルの定額対象外となる。また、Windows 7モードの利用中に、電話またはエリアメールを着信した場合は、自動的にケータイモードに切り替わる。iモードメール、SMS着信時はケータイモードには切り替わらず、ランプ点灯で通知される。
ケータイモードの主な仕様
連続待受時間(3G/GSM) | 約600時間/約400時間(静止時[自動]) |
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連続通話時間(3G/GSM) | 約370分/約440分 |
メインディスプレイ | 約4.0インチ ワイドSVGA(600×1,024ドット)TFT液晶(262,144色) |
外側カメラ | 約510万画素CMOS(ケータイモード時のみ) |
内側カメラ | 約32万画素CMOS(Windows 7モード時は約17万画素) |
カメラ機能 | フォトライト、顔検出、個人顔認識 |
外部メモリ | microSD/SDHCカード(最大32GB) |
通信関連機能 | 赤外線通(ケータイモード時のみ)、Bluetooth(ケータイモード時のみ)、FOMAハイスピード(7.2Mbps/5.7Mbps) |
Windows 7モードの主な仕様
OS | Windows 7 Home Premium 32bit 正規版(SP1適用済み・日本語版) |
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CPU | インテル Atom プロセッサーZ600(HTテクノロジー対応) 1.20GHz |
メインメモリ | 標準1GB/最大1GB(LPDDR400) |
SSD | 約32GB(eMMC) |
バッテリー駆動時間 | 約2.0時間 |
無線LAN | IEEE802.11b/g/n(通信速度:最大65Mbps) |
総合ソフトウェア | Microsoft Office Personal 2010 2年間ライセンス版 |