ブライダルサービスを提供する「スマ婚」はこのほど、結婚式に関するアンケート調査の結果を発表した。携帯電話での調査を行い、18歳~39歳の男女で過去5年間に挙式、もしくは挙式と披露宴をした人が対象となっている。調査はmedibaが代行し、有効回答数は656名。
まず挙式と披露宴を行った500名に、結婚式が予算内に収まったかを質問すると、予算内に収まったのは54%、オーバーしたのは46%となった。また、初回見積もりからの変動について質問すると、「やや上がった」が最も多く51.4%、以降「大幅に上がった」(21.6%)、「変わらない」(17.2%)となった。つまり、実に7割以上の人が初回見積もりより上がったということになっている。
費用をかけすぎた理由に関しては、「一生に一度だから」(49.2%)、「結婚式の費用に関する知識がなかったため」(17.6%)、「新婦のウェディングドレスにこだわったため」(11.4%)が上位を占めた。
結婚式の総費用は初回見積もりより上がる傾向にあり、予算オーバーのケースも半数近くに及んだ。スマ婚の分析によると、「結婚式のようなリピーターがほとんど無いサービスは相場感がわかりにくく、一生に一度の謳い文句で営業をかけられると断ることが難しいためではないか」としている。