アイ・オー・データ機器は20日、7型ワイドのAndroid端末「alimo(アリモ)」を8月上旬より発売すると発表した。Skypeや赤外線マルチリモコン機能を標準で搭載し、OSはAndroid 2.2だが、Android 2.3へのアップデートが予定されている。価格はオープンで、店頭予想価格は34,800円。

「alimo」(型番:IAT-PSR701)

スタンドを兼ねたグリップを備え、クレードルなしで自立する。立てた状態と寝かせた状態という、2通りの角度で設置が可能。通信機能はWi-Fi(IEEE802.11b/g/n)とBluetooth 2.0+EDRで、どちらかといえば室内での利用を想定している。

Skypeを標準でプリインストールしており、Skypeを利用した独自の「見守り」機能を搭載。自宅に設置したalimoのカメラ映像を、外出先からスマートフォンやPCなどを使ってリアルタイムで確認できる。また、赤外線マルチリモコンアプリの「alimo HomeRemote」は、家電のテレビやBD/DVD/HDDレコーダーなど、あらかじめ20社以上のメーカー製品をサポート。

右側面

1つの画面で複数の機能が使えるガジェットアプリでは、スケジュール、Twitter、RSSリーダー、天気、ラジオ、占いなどを手軽にすばやく切り替えられる。

DLNA対応のメディアプレイヤー「alimo MediaPlayer」も搭載し、動画(MPEG-4、3GPP)、静止画(JPEG、GIF、PNG、BMP)、音楽(MPEG-4、MP3、WAVE)といったコンテンツを再生できる。ネットワーク上のDLNAサーバーに加えて、alimo本体に装着したUSBメモリ、SDメモリーカードといったメディア内のコンテンツも再生可能。

7型の液晶ディスプレイは解像度が800×480ドットで、マルチタッチ対応の静電容量式タッチパネルだ。主なインタフェースは、前面約32万画素/背面約200万画素のデュアルカメラ、SD/SDHCメモリーカードスロット(最大32GB)、USB 2.0×2(ホスト×1、デバイス×1)、モノラルマイク、ヘッドホン出力、ステレオスピーカー、HDMI mini出力。内蔵センサーは、GPS、電子コンパス(3軸)、加速度センサー(3軸)、照度センサー。

内蔵バッテリの容量は2,500mAhで、バッテリ駆動時間は動画再生で約2.5時間、リモコンモードで約4.5時間、スリープモードで約9.5時間。本体サイズは約W230×D40×H120mm、重量は約470g。