KOUZIROは、分離タイプのキーボード付10.1型タブレットPC「FT102」シリーズを発表した。独自の機構で単体タブレットとしてもキーボード付モバイルPCとしても運用できる。同様のハードウェアでWindows 7 Home Premium搭載モデルとAndroid 2.2搭載モデルをラインナップする点も特徴。出荷開始は7月末の予定。価格は直販価格で39,800円から。
Windows(「FT102-32」)/Android(「FT102-16」)モデルともハードウェアはほぼ共通。タブレットPC本体とキーボード部は分離しているが、キーボードをドッキングして持ち歩くこともできるよう工夫されている。タブレットPC本体には、スタンドの機能を持つ角度を調整できるサイドアームが備えられており、キーボードと同時運用でノートPCライクに活用することもできる。なお、キーボードは充電式の無線ワイヤレス仕様だ。
ディスプレイは10.1型のWSVGA(1,024×600ドット)タッチパネル液晶。タッチパネル方式は静電容量の2点マルチタッチ。通信機能はIEEE802.11b/g/nで、Bluethoothも搭載。CPUはIntel Atom N455(1.66Ghz)。ほかUSB 2.0×2、D-Sub、microSDスロット、加速度センサ、ステレオスピーカ、オーディオ入出力、130万画素Webカメラなど。バッテリ駆動時間は約3.5時間。本体サイズはW267.5×D166×H16.1mm(キーボード装着時W267.5×D166×H23.6mm)、重量は790g(キーボード装着時1070g)。
Windows 7 Home Premium搭載モデル(「FT102-32」)とAndroid 2.2搭載モデル(「FT102-16」)の主な違いはメモリとストレージ。Windows 7 Home Premium搭載モデルはメモリに2GB DDR3、ストレージに32GB SSDを内蔵。Android 2.2搭載モデルは同1GB DDR3、16GB SSDを内蔵している。
価格は直販価格で、Windows 7 Home Premium搭載モデルが59,800円、Android 2.2搭載モデルが39,800円。