発科展 ~早稲田大学芸術学校空間映像科 閉科展~

2000年に始まった「早稲田大学芸術学校 空間映像科」は、1学年約30人、写真や映像を学ぶ夜間の専門学校です。しかし2011 年3月をもって学生募集を停止し「閉科」となりました。

本展は卒業生が自発的に集まり、空間映像科という「表現の場」の有終の美を表現で締めくくろうと、在校生・卒業生・講師全員に声をかけ、開催する運びとなりました。科が「廃」止になるけれど、学びの場「广」(まだれ・家屋を意味するそうです)が無くなるからこそ、新たな出「発」をしようと、「発科展」と名付けました。

本展に出展する在校生・卒業生・講師有志は、若手写真家・ギャラリスト・映画撮影監督・木村伊兵衛賞受賞作家・現役看護士・主婦etc…それぞれの「今」を過ごしている計43人です。写真・絵画・インスタレーション・映像など、多様性にあふれた作品が、元旅館である竜宮美術旅館(2012年取り壊し予定)という独特の空間に並びます。

3月11日に東日本大震災が発生した影響で、3月19日より開催予定だった「発科展」は延期となり、こうして再び開催する運びとなりました。早稲田大学芸術学校空間映像科は2011年3月をもって閉科となりましたが、「発科展」が延びたこともあり、終わりを迎えたような気がしません。無くなるからと言って、終わるわけではない。じゃあここから何が生まれるのか? その先に何が見えるのか? それをひもとく空間となれば幸いです。

【会期】2011年7月16日(土)- 7月24日(日)
11:00~21:00 (最終日17時まで) 会期中無休
【会場】竜宮美術旅館(横浜・日ノ出町)
横浜市中区日ノ出町1-53-2 京急本線 日ノ出町駅 徒歩2分 【WEB】http://step21.jp/hakka/
【twitter】@hakkaten
【主催】発科展実行委員
【共催】早稲田大学芸術学校
【協力】NPO黄金町エリアマネジメントセンター
【参加作家】蔵真墨(写真家)、佐藤華連(写真家・2010年写真新世紀グランプリ受賞)、篠原俊之(ギャラリスト)、鷹野隆大(写真家)、松野良則(写真家)、渡部眞(映像監督)、藪野健(画家)ほか卒業生・講師有志、計43名

関連イベント開催

◆ポートフォリオレビュー
竹内万里子(批評家)×鷹野隆大(写真家)×篠原俊之(ギャラリスト)
7/17(日)14:00~16:00
定員:8名(要予約)
芸術学校を支えてきた講師陣による写真作品のポートフォリオレビューを行います。またレビュー中はどなたでも自由に講評を聞く事が出来ます。※一般の方もご応募いただけます。事前予約にてお受付いたします。

◆トークショー「写真のバカやろう!」
竹内万里子(批評家)×鷹野隆大(写真家)
7/17(日)17:00~18:30
定員:40名
写真は生き残るのか?生き残る必要があるのか?写真のフロントランナー&空間映像科元講師の2人によるトークイベントです。

◆レセプションパーティー
7/17(日)18:45~21:00

◆トーク&スライドショー
7/23(土)15:30~16:30
定員:30名
震災後、ボランティアおよび復興に向けたプロジェクトに関わっている佐藤洋一(空間映像科元教員)が、被災地での映像を上映。同じく現地に足を運んでいる写真家山岸剛(空間映像科一期生)の被災地の写真もスライドショーにて上映。二人が現地を語ります。

◆ ワークショップ「日ノ出町・初音町・黄金町の歴史+街歩き」
案内人:佐藤洋一(都市史研究家・空間映像科元教員)
ゲスト:山野真悟(黄金町エリアマネジメントセンター事務局長)
7/23(土)時間未定
定員:20名
昔、特殊飲食店が軒を連ねていた日ノ出町・初音町・黄金町がアートによるまちづくりによって生まれ変わりつつあります。山野真悟氏をゲストに迎え、ブラタ●リに先立つこと二十年、街歩きを続けてきた佐藤が、この街の魅力をご案内!