キヤノンは14日、コンパクトデジタルカメラ「IXYシリーズ」から、3.2型ワイドタッチパネル(約46.1万ドット)を搭載した「IXY 32S」を発表。発売日は8月4日で、価格はオープン。推定市場価格は3万円前後。
同製品は「IXY 31S」の後継機。新機能として「タッチシャッター」を搭載しており、指で画面を触れた部分にピントを合わせた後に、指を離すことでシャッターを切ることができる。また、液晶に触れている間はタッチした被写体にピントを合わせ続ける「サーボAF」が働くため、動く被写体もボケること無く撮影が可能。なお、シャッターボタンとタッチシャッターの切り替えも、タッチパネルによる操作で行える。
レンズは、開放F値F2.0~F5.8の広角24mm光学4.4倍ズームレンズ、撮像素子には有効画素数約1,210万画素の高感度CMOSセンサーを採用。夜間や室内でも美しい描画が可能となる「HS SYSTEM」も搭載している。
そのほか、32のシーンを認識する「こだわりAUTO」や、主役となる被写体を自動で判断する「主役フォーカス」、1,920×1,080ピクセルのフルハイビジョン動画撮影機能、アイコンを選ぶだけでシーンに合った適切な設定で撮影可能な「シーンモード」などを搭載する。
記録メディアはSD / SDHC / SDXCカードに対応。本体サイズは100.6(W)mm×55.4(H)mm×25(D)mmで、バッテリーやメモリーカードを含む質量は約185g。