Sony CorporationとAdobe Systemsは7月13日 (米国時間)、「Adobe AIR App Challenge Sponsored by Sony」を発表した。
ソニーが今年秋以降の発売を予定しているAndroid 3.0搭載タブレット「Sony Tablet S1/S2」向けに、Adobe Flash Platformツールを用いて構築するAdobe AIRアプリのコンテストだ。総額200,000ドルの賞金が用意されており、グランプリには100,000ドル。またビジネス&プロダクティビティ、ゲーム、エンターテインメント、ライフスタイル&コミュニティなど、カテゴリー別のベストアプリにはそれぞれ20,000ドルが贈られる。なお、一部の開発者にはSony Tabletのプロトタイプと最新版のAdobeツールを提供するという。
米国では、Sony Tabletに関してもう一つ発表があった。AT&TがS2向けにモバイルブロードバンドサービスを提供する米国での唯一のプロバイダになる。S2は5.5型ディスプレイを2つ搭載しており、折りたたんでコンパクトに携帯できる。持ち歩きやすいデザインが採用されている。
AT&TはS2で、4Gサービスおよび同社が全米に展開する20,000カ所以上のWi-Fiホットスポットを利用できるとしている。ただし、4Gサービスは現在同社が開発を進めているLTEではなくHSPA+になる。様々な月額データプランを用意する考えを明らかにしており、詳細およびサービス料金は発売時に発表するという。