お笑いタレントの間寛平が、『鳥人間コンテスト2011』(読売テレビ・日本テレビ系 8月9日放送)の人力プロペラ機ディスタンス部門にタレントパイロットとして出場することになり12日、大阪・読売テレビで会見を行った。

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マラソンとヨットで世界一周する"アースマラソン"を完走した寛平は「陸と海は制覇したので、最後は空やということで、とりあえず飛んでみたいと」と出場を決めた動機を。寛平が挑む人力プロペラ機ディスタンス部門は、パイロットが自転車のようなペダルをひたすら漕ぎ続け、その動力で機体を飛ばす距離を競う体力勝負の競技。例年、出場するのは20代を中心とした若いパイロットがほとんどで、62歳の寛平は史上最高齢となる。

還暦を過ぎてもなおチャレンジを続ける理由について、寛平は「僕はギャグでも言うてますけど『わしゃ止まると死ぬんじゃ』(笑)。地球一周してこれで終わりとみんなは思ってるかもしれませんけど、まだまだです!」と力強くコメント。「僕と同じ団塊の世代に『止まったらアカン!』ということを伝えたい」と意気込んでいた。

本番に向け、すでにトレーニングを開始している寛平。68kgあった体重を62kgまで絞り、「実は苦手」という自転車も猛特訓中で、ヒマさえあればその場でペダルを漕ぐ動作をする「エア自転車」で脚力を鍛えているという。「タクシーに乗ってるときにも“エア自転車”で足動かしてるんで、運転手さんによう振り向かれます(笑)」とエピソードを明かして笑わせた寛平は「とりあえず、漕いで漕いで漕ぎまくれと言われてます。最高記録の40kmは飛ぼうと思ってましたけど、それは体力的に無理とわかったんで(笑)、1kmは飛びたい」と目標を掲げていた。

なお、『鳥人間コンテスト2011』は今月30日、31日の両日、滋賀県彦根市松原水泳場にて開催される。