オンキヨーは13日、2.1chホームシアターパッケージ「HTX-25HDX」を発表した。8月13日発売で、価格はオープン。市場価格は4万円前後と予想される。

HTX-25HDXはアンプ内蔵サブウーファーとコンパクトな2本のフロントスピーカーを組み合わせた2.1chのシアターシステム。バーチャルサラウンド機能「Theater-Dimensional」により、フロントチャンネルのみで、サラウンド再生を実現する。昨年3月に発売した「HTX-22HDX」の後継機種。

番組情報に連動して、自動的にリスニングモードを切り換えることが可能になったほか、フロントスピーカーが2wayになった

HTX-22HDX同様、サブウーファーには5.1ch分のパワーアンプが内蔵されており(各ch30W+サブウーファー60W)、センター/サラウンドチャンネルにスピーカーを接続すれば、リアル5.1chシステムにステップアップすることも可能だ。Dolby DigtalやAACなどに加え、Dolby TrueHDやDTS-HD Master AudioといったHDサラウンドにも対応する。

入出力端子は、HDMIを3入力/1出力装備するほか、デジタル×3(光×2/同軸×1)、アナログ×2の音声入力を備える。HDMI端子は1.4a仕様で、3D映像のパススルーとARCに対応する。CECにも対応しており、主力メーカーのテレビとのシステム連動が可能だ。HTX-22HDXとの大きな差となっているのが、このCECの強化。番組情報をもとに、「スポーツ」「映画」など、自動的にリスニングモードを変更することが可能だ(現在、ジャンルの自動切り換えに対応しているのは、東芝レグザの一部と日立Woooの一部。対応製品居ついては、同社Webサイトで公開予定)。

また、HTX-22HDXでは、フロントスピーカーにφ8cm OMFコーンのフルレンジユニットが採用されていたが、HTX-25HDXでは、φ2cmバランスドームツイーター+φ8cmA-OMFモノコックコーンウーファーの2way構成となっている。フロントスピーカーのキャビネットは若干サイズアップし、101(W)×175(H)×113(D)mmとなった。フロントスピーカーの質量は1kg。サブウーファーは、φ16cmコン型ウーファーユニットを使用。サイズは217(W)×337(H)×310(D)、質量9.5kg。