米Evernoteは7月12日 (現地時間)、Android用アプリ「Evernote for Android」の新版を発表した。広い画面に最適化したタブレット用のユーザーインターフェイス (UI)を備える。

最新のEvernote for Androidは、iOS版に続くEvernoteのタブレット向けモバイルアプリになる。タブレットUIのホームスクリーンでは、広い画面の大部分にノートが並ぶ。ノートの内容をひと目で把握できるように、テキストと写真を効果的に組み合わせて表示するスニペットビューが採用されており、数多くのノートをすばやくブラウズできる。ツールボタンは左側のバーに、タグ、共有、ノートブック、同期、設定などが並ぶ。

スニペットビューを採用したEvernote for Android Tabletsのホームスクリーン

また右上に新規ノート、検索、地図のボタンが配置されている。新規ノートをタップすると白紙ノートが現れ、検索をタップすると検索画面がポップオーバーするというように、手軽に各機能を利用できる。

Singleノートビューでノートを開くと、選択したノートの横に他のノートをスクロールできるサイドバーが置かれる。これによりホームスクリーンに戻ることなく、他のノートに切り替えられる。同様に地図でも、タブレットの広い画面を活かして地図の横にノートのスニペットが並ぶ。

ポップオーバーで検索に素早くアクセス

地図の横に、地図で選んだノートのスニペットが並ぶ

リッチテキストの作成・編集が可能に

Android版共通の新機能は2つ。まずリッチテキストエディタによるスタイル付きのテキストの作成や編集が可能になった。新規ノートを開くとキーボードの上に、ノートブック選択、タグ、添付、カメラ、音声ノート、テキストスタイル(ボールド、イタリック、下線、リスト、チェックボックスなど)のツールバーが広がる。

またウイジェットが大小2つに増えた。小サイズには新規ノート、カメラ、音声ノート、検索などにアクセスするボタンが並び、大サイズでは最近アクセスしたノートのスニペットも表示される。