JRグループ共同キャンペーン「つなげよう、日本。~旅する笑顔を東北の力に~」の具体的な取り組みが12日に発表された。全国共通のポスターを展開するほか、モバイルスタンプラリー「JRグループ×ケータイ国盗り合戦夏の陣2011『琥珀城と100の覚書』」などの企画も実施される。
同キャンペーンは、今月22日まで行われる「青森デスティネーションキャンペーン」に続き、23日よりスタート。鉄道の旅を通じて、震災の被害に遭った東北地方の観光を復興し、日本を元気にするためのキャンペーンとして、期間中はさまざまな取り組みを実施していく。JR旅客6社が展開するポスターのメインコピーは、「東北で待っています。」で、松島(宮城県)や平泉(岩手県)、三内丸山遺跡(青森県)など、東北6県の観光地が撮影地に選ばれた。
「JRグループ×ケータイ国盗り合戦夏の陣2011『琥珀城と100の覚書』」は、携帯電話の位置情報サービスを利用したゲーム「ケータイ国盗り合戦」とのコラボレーションによるモバイルスタンプラリー。
敵に攻められ、封印された"みちのく"の古城「琥珀城」を救出することが目的で、全国のJR各社の駅と鉄道関連施設100カ所を実際に訪れ、携帯電話の位置情報やQRコードを読み取ることでゲームは進行する。とくに東北地方に多くの攻略スポットを設置しているという。
すべての施設を攻略するとJR6社オリジナルピンバッジセットをプレゼント。来春開催予定の「達成証書授与式」にも招待される。なお、時間の都合で対象スポットへ行けない人向けに、「助け合い」をコンセプトにした新しい機能も登場するとのこと。このスタンプラリーは8月2日11時のスタートを予定している。
「つなげよう、日本。~旅する笑顔を東北の力に~」では、その他にも「東北の夏祭り」パンフレットの配布をはじめ、東北方面への旅行に便利な旅行商品や日本縦断旅行商品の販売も行っていく予定だ。
キャンペーンの開催期間は7月23日から9月30日まで。