電動バックシェル型シートを搭載した「Grancia(グランシア)」

平成エンタープライズは15日より、高速夜行バス「VIPライナー」の新車両として、全席に新開発の電動シートを採用した「Grancia(グランシア)」を運行する。運行路線は東京 - 大阪、東京 - 岡山・広島で、料金は片道4,000円~。

同バスは、同社が開発したバックシェル型の電動シートを全席で採用。リクライニング時は、後ろに倒れず前にスライドするため、後ろの乗客に気兼ねせず、また前席のリクライニングによる圧迫感もない。シートピッチは118cmと通常より広めとのこと。なお、最前列の席(1A1B)はシートピッチが135cmとなり、さらにはオットマンも設置されている。

電動で前へスライドするようになっている

バックシェル型で全席テレビモニター付き

リクライニング前

リクライニング後(写真は左右ともに最前列のオットマン付きシート)

各席にテレビモニターを設置。席間にはプライベートカーテンを用意し、大判ブランケットや腰ピロー、使い切り歯ブラシなどのアメニティも用意する。座席数は横4列×縦8列の全31席。