台湾のHTCは7月6日(現地時間)、2011年第2四半期(4-6月期)決算の監査前の暫定数値を発表した。それによれば、同四半期の売上は1244億台湾ドル(NTD、約3500億円)で前年同期比104%のアップ、純利益は175億2000万台湾ドル(約492億円)となり、やはり前年同期比104%アップと倍増している。
HTCでは今回の結果の詳細についてコメントしていないが、AndroidやWindows Phoneなどを含む、同社スマートフォン製品の売上が伸びていることが原因にあることは確実だ。特にこの2つのプラットフォームについてHTCはリーディングベンダーの1社であり、相対的に優位なポジションにあることも理由になるとみられる。なおHTCでは7月29日(現地時間)に第2四半期決算の報告会を予定しており、ここで業績の内訳について詳細が語られるものとみられる。