ランニング人口が年率10%のペースで増加する一方、ランナー同士や歩行者とのトラブル・事故が後を絶たない。特に、ランナーの聖地と言われる皇居は1日最大5,000人近いランナーが走るほどの人気で、ランナーのマナー向上や事故への対策が一層求められる。
こうした中、au損害保険とKDDIは6日、ランナーのマナー向上や事故への対応をサポートする「スマートランニングプロジェクト」の記者発表会を開いた。
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写真左からau損害保険社長 住野彰氏、村山和美さん、乙黒えりさん、KDDI新規ビジネス推進本部長 雨宮俊武氏 |
同プロジェクトは、東京・竹橋駅直結のランニング施設「Run Pit」が7月10日に1周年を迎えることに連動し、「マナーと安心をケータイして走ろう!」をテーマに実施される。千代田区観光協会や皇居周辺ランニング施設と共同で制定された「皇居ランナー マナー10の宣言」を応援。左側走行の遵守や、追い抜き・追い越し時には声かけを心がける―など10個のマナーに加え、「ケガをしたり、させてしまった時の備えとして保険に入ります」という11番目の項目を追加し、11の宣言として周知する。
また、GPS機能を活用し、ランニングのペースサポートや毎日のワークアウト管理など提供するランニングサポートサービス「au Smart Sports Run&Walk」会員にau損保の傷害保険を無料でプレゼントする。補償期間は3カ月で、個人賠償責任補償は最大30万円、後遺症傷害補償は最大10万円。さらに、au損保では、ランナーに必要な補償をピックアップした「Myスマート保険ランナーズプラン」を提供。月々290円の「プチおし」(個人賠償責任補償は最大30万円)、490円の「イチおし」(同最大100万円)、970円の「イチおしプラス」(同1,000万円)を用意した。また、au損保のFacebookでは、スマートランニング宣言を広めてもらおうとブログパーツなども用意されている。
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写真左から村山和美さん、乙黒えりさん |
記者会見では、ランニングをライフワークとしている女優の乙黒えりさん、2011年ミスインターナショナル日本代表の村山和美さんが登場。乙黒さんは普段のランニングスタイルについて「朝、犬を連れて散歩がてら走っています」と話し、「走っている時、公園で子どもとぶつかりそうになることがあったので……auの保険があるといいなと思いました」と笑顔を見せていた。村山さんも、「中学校の陸上部でランニングが好きになった」と明かし、「自転車にぶつかりそうになったことがあって、その時はよろけただけでぶつからずに済みましたが……」とヒヤッとした経験を語った。
