西武鉄道はこのほど、夏の節電対策の一環として企画された「天空の寺 大陽寺(たいようじ) 座禅・写経宿泊プラン」の販売を開始した。8月7~8日と8月19~20日の2回にわたり実施される。

「天空の寺 大陽寺 座禅・写経宿泊プラン」の池袋乗車プランでは、西武秩父駅まで特急レッドアロー(写真中央)で移動。西武線各駅から利用する場合は、所沢駅、入間市駅、飯能駅からレッドアローに乗り継げる

同プランでは、西武の特急レッドアローの乗車券と西武秩父駅から大陽寺への移動がセットになった。大陽寺は標高850mに位置し、「天狗が住む」とも言われる渓谷にある。都会の喧騒を離れ、渓流のせせらぎや鳥のさえずりが聞こえる涼しい環境の中、座禅や読経、写経などを体験(写経は希望者のみ)することで、心身ともにリフレッシュできる。

臨済宗大日向山 大陽寺は、鎌倉時代末期に開山された由緒ある寺。今回の旅行プランでは、大陽寺本堂での座禅体験や、希望者のみ参加できる写経体験も用意

大陽寺には露天風呂もあり、自然に囲まれた中での癒しのひとときを過ごせる

夕食前には美しい自然に囲まれた露天風呂も楽しめるほか、夕食と朝食には地元野菜を使った創作精進料理を用意。西武鉄道は1泊2日の旅行を通じ、「エアコンもなく、携帯電話も通じないところで、静かに自分自身と向き合うひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか」と呼びかけている。

「天空の寺 大陽寺 座禅・写経宿泊プラン」は、西武観光ホームページや西武観光予約案内センター、西武観光案内所にて予約できる。池袋乗車プランと西武秩父乗車プランがあり、池袋乗車プランは大人1万5,000円、小学生1万3,800円、西武秩父乗車プランは大人、小学生とも1万2,700円。池袋駅以外の西武線各駅から利用できる"沿線プラン"もあるとのこと。