JR東日本とパスモはこのほど、交通系ICカード「Suica」「PASMO」の1日あたりの電子マネー利用件数が250万件を突破したことを発表した。

首都圏を中心に交通系ICカードとして定着し、電子マネーとしての利用価値も高い「Suica」「PASMO」。どちらか1枚を持てば、電車の利用もショッピングも快適に

Suica電子マネーは2004年にサービスを開始し、コンビニエンスストアや飲食店、スーパー、自動販売機などへの導入を進めてきた。PASMO電子マネーは、「PASMO」のサービス開始(2007年3月)と同時に、「Suica」との相互利用をスタートさせた。その後、1日あたりの電子マネー利用件数の最高値は、2008年度が137万件、2009年度が約164万件、2010年度が219万件と推移。今年6月24日の電子マネー利用件数は約257万件で、これまでの最高を記録した。

これを受けてJR東日本とPASMO協議会、パスモは、「今後もご利用可能箇所の拡大を図るとともに、利便性を向上させることで、お客様のご期待に応えてまいります」とのコメントを発表している。

なお、今年5月末時点での「Suica」「PASMO」の発行枚数は5,403万枚。うち「Suica」が3,609万枚、「PASMO」が1,794万枚となっている。